夢をかなえるゾウ1 夢の追いかけ方

夢をかなえるゾウ1 水野敬也 文響社

 

ガネーシャを知っているか?知らない?なら、少しでも調べてから読むことをお勧めします。でないとガネーシャに怒られてしまうので。

あらすじ

とある平凡な会社員。ある時、自分とは生活が全く違う人々のパーティーに参加することから始まる。自分もあのようになりたい、みじめな自分を変えたい、何より「夢」をかなえたい。そう思っていた彼のもとへインドの神、ガネーシャが現れます。ゾウの姿をし、こてこての関西弁。さらには喫煙者。そんな神様が与える課題を自身の葛藤と戦いながらこなしていき、なりたい自分になろうとする。そんなお話です。

 

夢は誰にでも見れる。でも、自分の夢を決めるのは自分。そして、夢のために行動することができるのは自分だけ。

これが自分がこの本から学んだことであります。将来のことを考えて希望を膨らませるのは誰にだってできる。でも、自分の夢は自分にしか決められない。誰かに目指せと言われて目指すものは夢じゃない。自分で決めた夢を追いかけるから人生に意味がある。そう考えるようになりました。この本でフォーカスされている部分は夢を追いかける部分です。誰しもが一度大きな夢を見たことがあるでしょう。しかし、何かしら言い訳をして叶えなくていい理由を作っている。何度かは自分を変えたいと思って行動してみたけど続いてない。そんな人たくさんいると思います。ガネーシャの課題は本当に意味あるのかわからないものが多いです。でも、とりあえずやってみる。この心意気で行動することをお勧めします。

 

「神頼み」という言葉があります。最後の最後神に祈って助けを求める事を指す言葉です。自分は他力本願という状態をあまり好んでないので好きではありません。では、ガネーシャのいうことを聞いて人生を変えようとしているのは神頼みではないのか?違います。どんなに祈ったって最後に行動するのは自分だから。